受験区分と受講コースの選択

受験区分と講習会の受講コースの選択について

 

愛玩動物看護師国家試験の受験区分は、大きく「通常ルート受験者」「既卒者・在学者」と「現任者」に分かれます。

「通常ルート受験者」の方は、指定講習会を受講する必要はありません。

「既卒者・在学者」と「現任者」の方は、下記の説明をご覧いただき、ご自身がどちらの区分に属するのかを確認してください。


1 既卒者・在学者であることの確認

まず、御自身が「既卒者・在学者」に該当するか確認してください。
「既卒者・在学者」の確認は、自分の修学した学校(学科、入学年次)が、以下URLのリスト含まれているかを確認するか、もしくは、修学した学校に直接お問い合わせください。 
修学した学校がリストに含まれている場合は、「既卒者・在学者」となります。
また、修学した学校に直接お問い合わせされ、”「既卒者・在学者」のリストに含まれるよう申請中である”等の回答をされた場合、今後、「既卒者・在学者」になる可能性があります。

・「既卒者・在学者」となる学校(学科、入学年次)のリスト(大学・養成所)



既卒者・在学者の講習会受講コース
「既卒者・在学者」の指定講習会は、26時間コースが基本ですが、認定動物看護師資格を所有している方は、16時間コースに減免されます。

「既卒者・在学者」の国家試験受験申込の際には、講習会の修了証明書と、学校の卒業証明書や科目履修証明書、またコースによっては、認定動物看護師の認定番号(RVN番号)が必要になります。


※認定動物看護師は、動物看護師統一認定機構が主催してきた統一認定試験に合格し、認定申請手続きを行い、認定動物看護師登録証の発行(認定番号(RVN番号)の取得)を受けた方が該当します。統一認定試験に合格しただけでは、認定動物看護師資格保有者とは認められません。



2 現任者であることの確認

「既卒者・在学者」でない場合、受験区分は、「現任者」となります。「現任者」は、修学歴を含めて、5年間の実務経験を証明しなければなりません。

実務経験の証明には、実務経験証明書の様式1を使用し、勤務先の証明を得るとともに、修学歴(「既卒者・在学者」となる学校ではない動物看護師の養成校を卒業した学歴)がある場合は、様式4を使用し、卒業した学校の証明がもらえれば、実務経験に加算できます。

様式1(ある場合は様式4を併せて)を確認し、5年以上の実務経験があれば、予備試験の受験資格が得られます。

なお、指定講習会は、実務経験が5年に満たない方でも受講することができます。受講後の修了証明書は、特例期間内の予備試験申し込みの際に使用できます。



現任者の講習会受講コース

「現任者」の指定講習会のコースは、30時間コースが基本ですが、認定動物看護師であれば20時間コースに減免され、さらに「既卒者・在学者」にはならない修学歴があれば16時間コースまで減免されます。ここでいう「既卒者・在学者」にはならない修学歴の証明には、実務経験証明書の様式4を卒業校で証明してもらうことが必要です。

そのため、御自分が、「既卒者・在学者」になるのか、もしくは「現任者」になるのか、また、「現任者」となった場合は様式4の証明をもらえるのか、卒業校とよく相談してください。

現任者」の予備試験受験申込の際には、講習会の修了証明書と、実務経験証明書(様式1、ある場合は様式4)、またコースによっては、認定動物看護師の認定番号(RVN番号)が必要になります。



参考

主務省のホームページや当機構ホームページの実務経験証明書の手引きやQ&A等をご参考ください。


・主務省のホームページ


・指定講習会について


・実務経験証明書の作成について


・実務経験証明書のQ&A