2013年度動物看護師統一認定試験(CBT方式・マークシート方式) 試験結果
【受験者数】
CBT方式:295人
マークシート方式:161人
※CBT方式及びマークシート方式:同一の一般及び実地問題を使用
【平均点】
CBT方式:84.8点(140点満点、補正後)
マークシート方式:76.8点(140点満点、補正後)
【合格者数】
CBT方式:165人
マークシート方式:49人
【合格率】
CBT方式:55.9%
マークシート方式:30.4%
※結果や受験番号のお問合せには、対応致しかねます。また、本機構から合否について個別にご連絡することはございません。
※結果通知書は4月中にお手元に届きます。
※試験結果や受験番号等の無断転載を禁じます。
3月23日(日)、全国9会場で動物看護師統一認定機構主催のCBT方式及びマークシート方式試験を実施いたしました。(2月14日から降り続いた)大雪により、2月16日(日)の試験を受けられなかった受験者に対して、特別に代替試験(CBT方式・マークシート方式)を行いました。
合格ラインは、前回(2月16日実施)と同様に、正解率60%(140点満点の84点)です。すなわち、84点(満点140点、補正後)以上を「合格」にいたしました。
今回の問題は、昨年行った7回の試験において、60~90%の正答率の問題をすべて抽出し、正答率の低い問題は易しく、正答率の高い問題はやや難しく修正して、70~80%の正答率を期待したものです。これはCBTにおける常套の方法でもあります。さらに新たな問題を加え、複数の識者によって校正されたものです。したがって、動物看護師に必要かつ重要な問題構成になっています。しかし、残念ながら、正答率が著しく低い問題が数題ありました。やむなく、3題の問題を前回と同様に全員正解といたしました。具体的には、「鳥類の孵化日数」、「ペットフード安全法」、及び「眼科検査」に関する3題です。
いずれも、動物看護師の職域を考えたとき、必要かつ重要な問題ですが、「移行期間」の特別な対応として実施いたしました。
昨年のマークシート方式・CBT方式試験を合わせた合格率81.2%より、著しく低くなりました。また、前回(2月16日実施)の72.2%よりもかなり低くなっています。動物看護師統一認定機構は「出題範囲」を公表しています。教科書は未だ発刊されていませんが、「出題範囲」を網羅した参考書はいくつか出版されています。今回の新しい問題の多くはそうした参考書から出題されています。是非、参考にしてください。
試験運営小委員会座長(副機構長)
太田光明(麻布大学獣医学部教授)